パスキー設定後のログイン時に、「使用できるパスキーが見つかりません」や「利用可能なパスキーがありません」と表示されパスキーでログインできない場合があります。
この多くは不具合ではなく、安全性を高めるための特定の端末またはクラウドに紐づいて保存されるパスキーの仕組みによるものです。設定や利用環境により、パスキーが表示されないことがありますので、以下をご確認ください。
■ よくある原因と対処方法
① パスキーを登録した端末と異なる端末を使用している
パスキーは、登録した端末やその端末に紐づくクラウド(iCloudやGoogleアカウントなど)を保存先として指定していた場合、以下の状態ではパスキーが表示されないことがあります:
- 別のスマートフォンやPCでログインしている
- 機種変更後に同期されていない端末を使用している
▶ 対処方法
- パスキーを登録した端末でログインをお試しください
-
同一アカウントのクラウド同期(iCloud / Google)をご確認ください
Apple製品(iPhoneやMacなど):パスキーを登録したときと同じApple Account(旧Apple ID)で、ご利用の端末にサインインを行ってください。
Google製品(Androidなど):パスキーを登録したときと同じGoogle アカウント(Google パスワードマネージャ)で、ご利用の端末にサインインを行ってください。
② パスキーを登録したパスワード管理用アプリと異なるアプリを指定している
パスキー登録時にパスワード管理アプリ(1PasswordやBitwardenなど)をパスキー保存先として指定していた場合、以下の状態ではパスキーが表示されないことがあります:
- パスワード管理用アプリが端末内にない(削除またはアンインストールした)
- 端末設定でパスワード管理用アプリが無効化されている
- パスワード管理用アプリにサインインしていない
▶ 対処方法
- パスキーログインの際は、パスキー登録時に指定したパスワード管理アプリをご指定ください
- パスワード管理用アプリが有効化されているかご確認ください
- パスキー登録時に指定したパスワード管理用アプリを再インストールしてサインインしてください
③ クラウド同期が無効になっている
※パスキーのクラウド同期に関するリスクについてはこちらをご参照ください。
▶ 対処方法
- Apple製品(iPhoneやMacなど):iCloudキーチェーンが有効になっているか確認
- Google製品(Androidなど):Googleパスワードマネージャーの同期設定を確認
- パスワード管理アプリ:ご利用のパスワード管理アプリの同期設定を確認(アプリによっては同期非対応の場合があります)
④ ブラウザやOSが異なる/対応していない
パスキーは、対応しているブラウザ・OSでのみ利用可能です。
また、登録時と異なるブラウザを使用すると表示されない場合があります。
▶ 対処方法
- 登録時と同じ環境(端末・ブラウザ)でログインしてください
- OSやブラウザを最新版にアップデートしてください
⑤ 端末の本人認証機能が利用できない状態になっている
パスキー認証には、端末の生体認証(指紋・顔認証など)または画面ロック認証(PINやパターン)が必要です。
- 生体認証・画面ロックが未設定・無効になっている
- 端末のセンサー不具合・故障
▶ 対処方法
- Face ID / 指紋認証などが有効かご確認ください
- 端末の画面ロック設定(PIN・パターン)が有効かご確認ください
⑥ 非推奨環境を利用している
当社サービスは、正式リリース版のOSおよびGoogleChrome最新版を推奨環境としております。
ベータ版などの正式リリース前のOSや、Google Chrome以外のブラウザをご利用の場合、パスキーが表示されないことがあります。
▶ 対処方法
- 正式リリース版OSへ復元する
- ブラウザはGoogle Chrome最新版を利用する
■ ログインできない場合
パスキー設定後はセキュリティ強化のため、パスキーによるログインが必須となります。(パスワードが無効化されます)
そのため、以下の操作はご利用いただけません:
- パスワードログイン
- パスワードリセット
また、パスキーの追加・変更・削除はログイン後にのみ可能です。
■ ご自身での復旧が難しいケース
- パスキーを登録した端末が手元にない
- パスキーの保存先(iCloud / Google等)にアクセスできない
関連FAQ: