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当社では、価格急変防止措置として、サーキットブレーカー制度を導入いたしました。
これにより、取引モードが表示されることとなります。取引モードには、「通常モード」に加え、「サーキットブレークモード」「再開準備モード」「新規上場モード」「無期限サーキットブレークモード」の計5モードが存在します。現在のモードは取引画面上でリアルタイムでご確認いただけます。
ここでは、「取引モード」をもとにサーキットブレーカー制度のご説明を行います。
当社が定める一定の制限値幅の範囲外における価格での約定が見込まれる注文が行われた場合、取引を中断し、板寄せで再開する「サーキットブレークモード」が発動します。発動すると、取引所取引方式の「通常モード」から「サーキットブレークモード」へ切り替わります。
サーキットブレークモード中であっても注文自体は行っていただけますが、注文同士を即座にマッチングさせる売買方式(取引所取引方式)はなく、一定時間経過後に、板(気配)に乗っているすべての売り注文と買い注文をそれぞれ付け合わせていき、売り注文と買い注文の約定数量が最大となる価格で一度にマッチングさせる売買方式(板寄せ方式)に切り替わっています。通常のお取引のように即座に注文が成立するわけではございませんのでご注意ください。
サーキットブレークモード
対象の暗号資産 | BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY | その他ペア |
通常時制限値幅 |
基準価格の上下20% ※CBが60分以内に連続して発動する場合は、トリガー方向に対して制限値幅を10%ずつ拡張します(最大50%) |
基準価格の上下50% ※CBが60分以内に連続して発動する場合は、トリガー方向に対して制限値幅を20%ずつ拡張します(最大90%) |
基準価格(値幅の算出根拠となる価格) | 10分前の終値 | 10分前の終値 |
板寄せ期間(中断時間) | 約10分間 | 約10分間 |
「再開準備モード」では、取引停止をともなうメンテナンスから再開する際に、板寄せ方式による取引中断および再開を行います。「新規上場モード」では、あらたに取扱暗号資産を取引所で扱う際に、板寄せ方式によって取引を開始します。
「無期限サーキットブレークモード」とは、期限を事前に定めない板寄せ方式による取引中断および再開を行うモードです。下記に該当する場合は、「無期限サーキットブレークモード」へ切り替わる場合がございます。
・短期間で複数回のサーキットブレークが発生して、あらかじめ定めた基準値を超過する、または安定的な市場運営が困難だと当社が判断した場合
なお、通常モード以外の取引モード中(「サーキットブレークモード」「再開準備モード」「新規上場モード」「無期限サーキットブレークモード」)は、通常モードと異なるTaker/Maker決定方式を採用しており、PostOnlyオプションが無効化されます。
該当の取引モード中はPostOnlyオプションを指定しても、Takerとして約定する(取引手数料がかかる)場合がございますのでご注意ください。
詳細は下記URLにてご確認ください。
▼サーキットブレーカー制度の説明
https://bitbank.cc/docs/circuit-breaker-mode