下記内容は2023年12月1日時点の情報です。
暗号資産の取引等で発生した利益は『課税対象(雑所得に分類)』のため確定申告を行う必要がございます。
なお、会社員として給与収入があり、年末調整を受けている場合は20万円以下の利益であれば確定申告は原則不要ですが、お客さまの収入や他の所得等によって異なる場合がございますので、詳しくは税務署や国税庁、または税理士等へご確認ください。
参考外部サイト:国税庁ホームページ
損益計算について
当社で利益が発生するタイミングは下記のとおりでございます。
(複数の項目に該当する場合は、合算して損益計算を行ってください)
・暗号資産の売却時
・「暗号資産を貸して増やす」満期による利用料の返還時
・ハードフォークやエアドロップによる暗号資産または日本円換算額の付与時
※暗号資産を所持していることによる含み益は課税対象となりません。
①暗号資産の売却時について
1月1日〜12月31日の1年間で行った取引が確定申告の対象となります。
損益は当社が発行する年間取引報告書を用いることで計算が行えます。
年間取引報告書を使って損益を計算したい
なお、前年以前に購入した暗号資産を売却する場合、売却額から取得原価を差し引き損益計算を行います。
複数回に分けて暗号資産を購入している場合は総平均法または移動平均法を用いて損益計算を行うことが可能です。
※ここでは総平均法について解説いたします
総平均法とは、暗号資産の平均購入単価を計算し、売却価格との差額を算出する方法です。
各銘柄ごとに「損益計算する期間中の総購入金額 ÷ 総取得数」によって「単価」を計算し、「年中の総売却金額 − (単価 × 年中の売却数)」で計算が行えます。
総購入金額や総取得数等は、取引履歴からご計算いただけます。
取引履歴の取得方法については下記をご参照ください。
取引履歴をダウンロードしたい
②「暗号資産を貸して増やす」満期による利用料の返還時について
当社への貸出期間が終了し、返還時についた利用料分が課税対象となります。
「返還時の利用料 × 返還時の価格」で計算が行えます。
返還時の価格については下記をご参照ください。
過去のある時点の価格を調べたい
③ハードフォークやエアドロップによる暗号資産または日本円換算額の付与時について
ハードフォークやエアドロップによる暗号資産の付与や暗号資産を上場せず日本円換算した金額の付与が行われた場合も課税対象となります。
日本円換算した金額の場合は付与された金額、暗号資産での付与の場合は「付与数 × 付与時の価格」で計算が行えます。
なお、上記の内容は法令の改正等によって内容が変更される可能性があります。
お客さまご自身で最新の情報をご確認いただくようお願いいたします。
※当社は、如何なる場合においてもお客さままたは第三者の税務申告、税負担およびいかなる損害について、一切の責任を負いません。あらかじめご了承ください。